5円のお返しです
今日は、お昼休みにコンビニに行った時のお話。
最近はキャッシュレス還元を利用したくて
買い物はほとんどカード払いだったんだけど、
何となく小銭がいっぱいある気がしてお財布を開けると、
100円玉、50円玉、10円玉、1円玉が何枚ずつか入っていて、小銭を出すのに一人でワタワタ。
あれだね、
カード払いだと、店員さんのカード対応の準備と
カード機械の認証で待っている状態が多いけど
現金で払うとなるとこちらが店員さんと後ろに並んでいる人を待たせるようになるから、なんか気まずいね。
「もたついてスミマセンね!!」って気持ちになる。
・・・ちょっと昔の話になるけど
学生時代にスーパーのレジ係としてバイトしていた時、
一人でお使いに来る小さい子に「お釣りいっぱいあるから、落とさないように気を付けてね」なんてやりとりをしたり、
お年寄りの、小銭でパンパンになったお財布を軽くするお手伝いをしたり、
「思いやり」や「親切さ」は、自分と違う世代のふれあいから学んだような気がする。
もちろん、レジが混んでる時には困ることもあったけれど、みーんなお互い様だもん。
自分が手間取る立場の時は絶対あるんだから。
だから、、、、この「もたついてスイマセンね!!」って気持ちになった自分が少し嫌だった。
店員さんがイラついてるのが前提みたいな、、、、。
しかし、このコンビニの店員さんは
そんな人ではありませんでした。
マスク越しでも分かる笑顔で「5円のお返しです!」って、お釣りを返してくれたんです。
店員さんのニコニコで、
わたしにとって5円玉が特別だったことを思い出しました。
ご縁を求める初詣のお賽銭は5円玉。
お財布に赤い紐をつけたお守りの5円玉。
不意のご縁のお返し。なんだか嬉しい。
お金は、欲しいものを手に入れるためだけの道具じゃなかったことを思い出させてくれた、そんな素敵なお昼休み。
寝ます。
お休みなさい。